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”朱に交われば赤くなる”は大切

先ごろ指導者が行き過ぎた指導と暴力と混同して、指導者の暴力行為と非難が集中しているが、私の意見は違う。 一流のアスリートは、まず指導者やコーチから殴られたり、蹴られたりしない。それは本人がきちんとコントロールして精進し、いいムードメーカーになっているからだ。 むやみに殴ったり、蹴ったり、したらこれは、意味のない行為で、暴力と言われても仕方ない。 しかしオリンピックの選手強化のレベルで、指導者が暴力と言われる行為をしたとは信じがたいし、訴えている人たちが一向に顔を見せずに人と文で済ませようということが理解できない。 自分たちに全く落ち度がなかったと自信を持っているのか、一度顔を見せて発言してほしい。 柔道の協会も経験のないことで、混乱したのだろうが、自分たちの鍛錬した方法に自信がなかったのだろうか。 もっと部外者にもわかるように訓練方法を説明してほしかった。
私が察するに、練習を引き締めるとか、全体のムードが易きに流れないような配慮があって、そうした行動に出ざるを得なかったのではないかと思う。 蹴られた人は、恐らくムードを壊す要因をもっていなかったろうか? 朱に交われば赤くなるといわれる通り、ピンと張った緊張のある練習も、気の抜けた人が台無しにすることはままある。 強化に向け、厳しい立場にいる監督はこれに敏感になるのは、当然だ。
行き過ぎた点はあったろうが、訴えた人たちが、何も問題ないのはおかしい。 本人たちが一番それを知ってるだろうから、顔を見せて説明してほしい。 このまま済ますなら、やはり陰でこそこそして、足を引っ張る輩ではないかと思われても仕方ない。 今まで多かれ少なかれ、鞭を打つ伝統はあった。 これを単純にやめましょうで、易きに流れる風潮が一層強まるのでないかと懸念している。
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