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世界金融パラダイムの急変への対応

昨今景気は底をついたという風評で、やれやれ、これから又復旧だということで済めばありがたい。使った資金分は間違いなく成長を押し上げるだろうが、問題はこの波及効果が期待するほど上がるかだ。もたもたしていると未曾有の支出は、歴史上ない国債発行の増加となり、これが悲観の的になり、マイナス評価され、これ自体が再度金融恐慌を起こす可能性は十分ある。 又金融機関の不良債権がすべて解消された訳ではない。アメリカもそうだがヨーローッパは透明性が低いだけにかなりの額が未処理という風評だ。更に東欧や北欧もきな臭い。 全部で400~500兆円になるという予想もある。 景気の回復が長引けば、ヨーロッパやアメリカの国債の評価が下げられ、世界規模の下へのパラダイムシフトが起こる可能性がある。
実際、今日のNY市場はアメリカ国債の格下げのうわさで大幅値下げした。 ドルの信任が弱まればスパイラル状に国際金融は混乱する。
何も狼少年になりたくないが、ブレトンウッズ法が崩れ、世界貨幣が急激に流動的になったとき、日本のお粗末な対応でバブルになったことを繰り返してほしくない。日本が一番被害を蒙り、サラリーマンや国民の苦労を強いたのではないだろうか?
昨日の党首討論はまるでクラス会の討論会のようだ。1国の首相を争う討論会ではお粗末すぎる。もっと先を見た適格な議論をしてほしい。 国際金融パラダイムが脅かされているのに
インフルエンザだ、選挙だ、北朝鮮の核実験だというのは、最優先事項だろうか?
日本の閣僚が最も不得意な突然の仕組みの変更に日本が上手に対応するのはどうしたらいいか?
起こってからでなく、今からいろいろ対応策を用意してほしい。ぎりぎりになってこれしかないと思わせる手法はごめんだ。最終的に苦労をするのは一般の国民だ。我々ももっと先の視点を持って政治や国政を変える意気が必要ではないだろうか?

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