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世界的不況と日本の市場

アメリカの金融機関に発した不況がグロ-バル化で世界中が不況に陥っている。アメリカは製造部門を世界の賃金の安い国に移し、自国では金融を主体としたサービス部門の比重が一番大きい。 今までこの金融機関とアメリカの消費者が世界経済を引っ張ってきたが、金融機関の信用の膨張がやはり破綻した。 アメリカの将来の利益も今の利益へ
今の利益の最大化という企業の姿勢が、わかりにくい金融商品や、過大な投資を生み、世界中がひきこまれた。
実態経済から大きく離れたはるかに膨張した信用の破たんを誰も予想できなかったということはないだろう。 誰もが
自分はババを抜かないと考えていたのだろうか? 
アメリカの工場のない経済を考えれば、金融・サービス部門の比重が大きいことは避けられない。新しい産業が生まれる可能性もあるが先のことになる。 といういことは又金融機関が暴走する可能性は低くない。アメリカの金融機関の専門家程、他国では知識や情熱のある専門家は少ないから、アメリカ金融方式に追従することになる。又100年に一度の世界不況が近い将来もおこるかもしれない。
翻って、日本は開国以来輸出立国でやってきたが、果たしてこれが国民の富をふやし生活を豊かにする最も優れた
政策なのか検討する価値はないだろうか? 自国の通貨の価値が上がって株価が下がるのはやはり何かおかしい。
輸出立国のためか国際的に大きな出費をしている。 この一部を国内に回して国内市場を拡充するとか、新規産業を育成するとか、国内市場に目をむいた政策と企業活動をする必要があるのではないか。
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