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福島原発事故の原因と対策、 再稼働をしていいのだろうか?

福島原発の 事故原因は、まだ公式な開示はないが、原発再開をめぐり、あたかも対策は進んでもう大丈夫の印象を与えるが、果たして本当だろうか?防潮堤は道半ばで、緊急用電源はトラックに載った電源で、臨時的なパイプの冷却用給水管を用意したり、一応緊急時の練習をしたということでお茶を濁しているのではないだろうか? 営利企業だから一度にできる対策には限度があると言うのなら、事故で何兆円も使うのなら防止策に使う方が利口なことは誰でも知っている。 政府融資をするなり、今できる最善の対策を先延ばしせずに、今集中して行うべきだが、いつの間にか要点が霞んできている傾向を阻止せねばならない。専門的な意見が出るのを待っていたがもう待ちきれない。 素人なりに考えたやるべき対策を下記して皆様のご意見を聞けないだろうか。 ①防潮堤はいくら高くしても万全にはならない。 電源がなくなった場合の対策を臨時的でなく、恒久的な装置を設置すべきだ。 ハード面はもちろんだがソフト面で、徹底した最大の危機を想定して訓練し、パニックを最小限に抑え、現場の迅速な対応を求めるべきだ。 ②万一、電源を得られず原子炉の圧力が高くなる場合、ベント抜きしても大量の放射線汚染が広がらぬように、ガスの除染装置を恒久的に設置するべきだ。 ③水素爆発防止に水素除去装置や、窒素ガスをすぐ注入できる装置を確立するべきだ。ガスが逆流しないように原子炉ごとに排気ガス塔を作る。④ベント等の弁の開閉を複数の装置で行えるようにして<従来そうなっているという説明だが)、弁を自動的に動かせない最悪ケースを防止する系統の異なる2重・3重の装置を設ける。 説明では原子炉は2重・3重の安全網があるので事故は起こらないというが、嘘パッチも甚だしい。机上の理屈でやっても、効果は上がらないのは、誰でも経験していることだ。 ⑤それでも弁動かないとか、制御できないとか、現場を見なければならない場合、人手で行えるように、安心できる放射性防御服の開発と訓練、利用が必要だ。 飛行機のパイロット並みにシミュレーション訓練を重ね高級待遇する危機担当現場の専門家を育成する。 事故直後に、フランスが防御服を用意してくれたが、使用した形跡はない。 事故後すぐにギブアップして、退去を考えた東電では 高放射線を浴びても事故を最小限にする根性はない様だ。⑦玩具のロボットではなく、高放射線下でも必要な作業が的確に出来るロボットを至急作るべきだ。何故開発の進んでいる ロボットメーカが積極的に協力しないのか、又は協力を要請しないのだろう?国の緊急時に技術や開発力を束ねる努力が為されている様には見えないが、どうしてだろうか?あれだけたくさんの若い人たちが東北の被災地にボランテイアとして支援した人を愛するエネルギーをこの問題にも使いましょう!⑧原因の中で、東電は津波による電源喪失の危険性を知る機会があったことは明らかなのに、これを先延ばしにして大事故を引き起こした。 危険防止の投資への意欲は何故低かったのだろうか? 私企業の営業センスでは原発の運営は無理かもしれない。
原発を今後継続するならば、運営組織を電力を安全に供給することを第一とする原発専門の組織に移管すべきだろう。 

もっと専門家は考えているだろうが、世間一般に伝わってくるメッセージは少なく、時にながされるままだ。
そういう社会では原発再開して、又悲惨な大事故を起こす可能性は低くならないのではないだだろうか?
政府任せ、専門家任せだなく、原発のような危険な装置を万民が、目を光らし、冷静に監視をする社会が必要ではないだろうか? 電力不足という古くからの理由で、限定解除は果たして、日本社会に中長期的に貢献するのだろうか? 日本社会は、これで夏は大丈夫と考えるようなら、確固たる発展は難しいのではないだろうか?

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